2011年2月5日土曜日

絵とは

何ぞやと

それは

ものを伝える手段

言葉と同じで

必要な情報を

伝えたい情報を

しっかり云えていれば

それでいい

それが今んところ

原則いい絵である

いくら描写がリアルでも

樹の緑色が美しいことを言いたいときに

幹の細かい描写は無駄だったりする

人の肌が奇麗だと言いたいときに

人体のバランスがおかしかったりしても

ぜんぜん関係なかったりする

例えば小説もそうだと思う

いくら語彙が豊富でも

あの娘が可愛いことを伝えるのに

目鼻口についてそれぞれ細かく形や色を説明して

髪の長さや三つ編みの編み込みの数まで細かく描写

・・・はしないであろう

云いたいことが簡単に云えていればそれで良いのだ

それでも小説家に語彙力は必要だし

画家には描写力やデッサン力が必要なのは

何故かと

要は、その方がバリエーションや可能性が多くなるから

ってだけなんよね

美術大学の入試試験とは

その「可能性」ってものを量るためのものだから

だから

だから

デッサンは必要

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