2009年10月19日月曜日

お茶の味

自分を客観的に見るのは難しい。
外国からやってくる人達にとって、日本の空気は醤油臭いのだ。
それでも気にせずどこまでも、
自分らしく在りたいと思う人がいて、
その潔癖性が災いして、
独りになり、
結局まわりの眼を気にしていたことに気づき、
矛盾に気づき、
手遅れだと、
もう無理だと、
思い違いをして。
やがて彼に手を差し伸べる人がいたとして、
その人がたとえ、
いい人でも、
悪い人でも、
変態でも、
人殺しでも、
彼が孤独に勝てるわけがないから、
その人を死ぬほど愛すのだろう。

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